• HOME
• 交通事故でお悩みの方へ
• ご相談の流れ
• 弁護士紹介
• 事務所紹介
• 弁護士費用
• 解決事例
• お客様の声
• コラム
• アクセス
• サイトマップ

• HOME
• コラム
• 【自賠責保険】保有者に運行供用者責任が発生しない場合

【自賠責保険】保有者に運行供用者責任が発生しない場合 

Ｑ
　先日，赤信号無視の車と衝突し，ケガをしました。
　ところが，その車は泥棒が盗んで運転していたものだとわかり，所有者は事故の責任がないという態度をとっています。
　加害車両の自賠責保険に被害者請求をしたいのですが，支払ってもらえるでしょうか。


Ａ
　人身事故では，「運行供用者」が賠償責任を負います。
　車の所有者は自動車の「保有者」であり，大部分は「運行供用者」になります。　


　泥棒運転の場合も，例えば，路上にエンジンキーを差し込んだまま自動車を駐車させていたという場合には，所有者に運行供用者責任が認められることもあります。
　しかし，全く無関係な第三者に盗まれ，すでに長時間経過した後の事故である場合，所有者は運行供用者でないとされることが多いです。
　この場合は，自賠責保険金の支払対象になりません。
　
　なお，泥棒運転していた者は，運行供用者に該当しても，自動車の保有者ではない（＝自賠責保険の被保険者ではない）ため，被害者は泥棒運転者の責任を根拠に自賠責保険の被害者請求をすることもできません。

　このような場合には，政府保証事業に対するてん補金請求を検討することになります。

　事故の相手方が泥棒運転だと大変ですね。。。 

当事務所の交通事故コラム一覧

・【自賠責保険】保有者に運行供用者責任が発生しない場合
・【自賠責保険】人傷保険金と自賠責保険金の代位について
・平成２７年賃金センサス（年収額）
・【研修】胸郭出口症候群
・平成２６年賃金センサス（年収額）
・平成２５年賃金センサス（年収額）
 

 

事故発生から解決までの流れ		弁護士紹介		事務所紹介
ご相談の流れ		弁護士費用		解決事例
交通事故コラム